糖尿病ケトアシドーシスにはどんな危険が潜む?

糖尿病ケトアシドーシスとは

糖尿病になると、「糖尿病ケトアシドーシス」という症状が危険だということがわかったのですが、具体的にどのような状態が引き起こされるのでしょう。

糖尿病ケトアシドーシスとは、どういうものなのでしょうか?

調べてみると、糖尿病ケトアシドーシスとは、ほとんどが1型糖尿病患者に起こる重篤な症状の一つで、その原因はインスリンの絶対欠乏が関係しているそうです。

糖尿病ケトアシドーシスを発症すると、数時間から数日の間に、多尿、おう吐、腹痛などを引き起こし、症状が進行すると昏睡意識障害となり、場合によっては死亡に至る危険があるらしく、よほど危険な状態なのだとわかりました。

インスリンが分泌されずケトン体が過剰提供される

1型糖尿病の場合、インスリン製造器官である膵臓のβ細胞が破壊されてしまっているので、他の方法でエネルギーを作り出す必要があります。

この時、脂肪酸経由でエネルギーを作り出すのですが、脂肪酸代謝が亢進するとケトン体というグルコースの代替品が合成される(高ケトン血症)となり、これが他の臓器へ過剰提供されてしまうそうなんです。

すると、血液の酸化が起こり、この状態をアシドーシスと呼ぶそうです。

ケトン体+アシドーシス→「ケトアシドーシス」

そして、このケトン体によってアシドーシスが引き起こされる状態がケトアシドーシスだという事がわかりました。

ケトアシドーシスはなぜ起こる?

ケトアシドーシスが起こる原因として、膵β細胞が急激に破壊されることが関係しているそうです。

または、1型糖尿病の患者さんが自己注射を怠ることでも引き起こされる場合があるとされています。

1型糖尿病の場合、食事の有無に関わらずインスリン投与が必要となるそうですが、風邪をひくなどで体調を崩して食事を取っていない時に、インスリン注射を怠ってしまうとケトアシドーシスを引き起こす危険性があると言われています。

ただし2型糖尿病で起こる場合もあるそうなので、油断できませんね・・・。

2型糖尿病で起こるタイプのケトアシドーシスは、ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)と呼ばれていて、ペットボトルの清涼飲料水をよく飲む2型糖尿病患者に症状が現れる事が多いそうです。

しかし、1型糖尿病とは違い、インスリンが絶対的に欠乏しているわけではないので、症状は軽度で治まることが大半とされています。

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