急な体重減少が糖尿病と関係する理由は?

高血糖状態なのに痩せる理由

糖尿病の初期症状として、体重減少が起こりやすいと言われています。

糖尿病というのは、食生活が乱れて肥満体型になると起こりやすい症状なのに、なぜ真逆とも言えるような体重減少が引き起こされるのでしょうか?

調べてみると、高血糖なのに体重が減少してしまう理由は、ブドウ糖をエネルギー源として使えてないことが関係しているということがわかりました。

インスリンの分泌が正常に行われず、ブドウ糖を細胞内に蓄えることができなくなってしまうと、体内の脂肪や筋肉のタンパク質をエネルギー源として分解してしまいます。

つまり、血液中のブドウ糖をエネルギー源として活用できないので、本来は、ブドウ糖が枯渇した時に使われるはずの脂肪やタンパク質が使われやすい状態にある事で体重が落ちてしまうようです。

高血糖状態が続いているのに、体重の減少が増えるという場合は、状態が改善しているのではなく、むしろ悪化している兆候かもしれないということは、くれぐれも注意しておきたいところです。

爪にも変化が現れる

糖尿病というのは、血液の病気であり全身の血管が侵されるので、その症状は、体の至る所に出るようです。

爪も例外ではないそうです。

では、爪の場合はどのような症状が現れるのでしょうか?

具体的には、爪が白く濁る、巻き爪になる、線が入る、溝ができやすくなるなどでした。

このような爪になると、何となく不健康そうというか、ネットで調べると大抵「老化現象」というキーワードが出てくるので気分が下がるものですが、その原因が糖尿病かもしれないとなると、気分云々の話ではありませんね・・・。

そもそも、なぜ糖尿病でこうした症状が爪に出るのでしょうか?

調べたところ、高血糖によって生じる血流の不良が原因と考えられているそうです。

高血糖で血液がドロドロになると、血の巡りが悪くなり末端である爪に影響が現れるということでした。

血管も弱り弾力を失うことで血流も悪くなり、更に栄養が行き届かない。

加えて、爪に栄養が行き渡らなくなることで、正しく爪が形成されないため巻爪になったり、爪の成長が不安定になるため線が入ったり溝ができたりしてしまうみたいです。

爪は病気のバラメーターとよく言われますが、それは糖尿病でも同じなんですね。

喉が渇きやすくなる

糖尿病の初期症状として、喉が渇く(口が渇く)事があると聞きます。

喉の渇きと糖尿病には、どのような関係があるのでしょうか?

その原因として、腎臓が関係しているということがわかりました。

糖尿病になって血液中のブドウ糖濃度が高い状態が続くと、体の中では、膵臓ではなく腎臓が沢山の水分とともにブドウ糖を尿として排出するようになるそうです。

体内にある水分が排出されることで脱水状態が起こりやすくなり、それが喉の渇きに繋がっているということのようです。

感覚としては、「あー何だか喉が渇くなぁ・・・」という感じかもしれませんが、実際には、体中の水分が足りていないということなんだとわかりました。

皮膚に症状が現れる場合

糖尿病の兆候として、体重減少(痩せる)、爪に影響が出る、喉が渇きやすくなるなどあるということがわかりましたが、皮膚にも変化が現れるようです。

糖尿病によって引き起こされる皮膚症状として、乾燥肌が多いそうです。

なぜ、糖尿病によって乾燥肌になるのでしょうか?

結局、これも体内の水分量が足りないことが関係しているということがわかりました。

腎臓が血液中のブドウ糖を尿として排出するので、水分を沢山使い脱水症状が起こるため、皮膚の水分も不足して乾燥してしまうのだそうです。

皮膚感染症も起こりやすくなる

これは、糖尿病が悪化してからのことですが、皮膚の場合は、更に悪化すると大変な事になるようです。

それが、皮膚の感染症です。

糖尿病によって皮膚の状態が悪化しているということは、血管も脆くなっている状態なので、皮膚表面の免疫力も落ち、水虫やカンジダなどの皮膚感染症にもかかりやすくなるとのことでした。

糖尿病は、合併症が恐ろしいと言われていますが、こうした皮膚に現れる症状が常に自覚できて痛みなども伴う為、一番精神的に堪えるのかもしれないなと思いました。

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