1型糖尿病と2型糖尿病の違いを確認してみた

1型糖尿病とは・・・

1型も2型も同じ糖尿病という病名が付いているのに、治るか治らないかの点で大きく違うのは、具体的にどの辺が異なってくるのか気になりました。

調べてみると、1型糖尿病は先天的要因が強く、免疫の機能不全を起こしている事が原因の一つだそうです。

インスリンは、膵臓にある膵β細胞によって生産されますが、これを自分の免疫が破壊してしまい慢性的なインスリン不足に陥っているそうです。

他にも、特発性という原因がわからないタイプの2種類があるという事がわかりました。

では、2型糖尿病は、どのような特徴があるのでしょうか?

1型糖尿病が治った事例

1型糖尿病は先天的なものなので治すことができないというイメージを持っていたんですが、膵臓移植を受けた患者さんの場合は、1型糖尿病が治ることがあるそうです。

現代医療は、ここまで進化しているんですね。

ただ、膵臓移植となると、移植特有の問題が付きまとう事になります。

そのため、事実上1型糖尿病を治す手段は未だ無いに等しく、原則は一生インスリン注射を続けるしか無いのが現状なようです。

本当に、たまたま運良くドナーが見つかった1部の患者さんだけが、このような機会に恵まれているということがわかりました。

また、近い将来、人工膵臓の研究が上手くいけば、豚由来の膵臓の細胞から1型糖尿病が治る可能性もあるそうなので、そうした研究が一日でも早く進歩し、1型糖尿病の患者さんが居なる日が来ることを願うばかりです。

2型糖尿病の原因とは・・・

日本人の糖尿病患者のおよそ95%はこちらのタイプに含まれるそうです。

2型糖尿病の場合は、インスリン分泌の低下や複数の遺伝子の作用によってインスリン抵抗性が起こる事、そして、運動不足や過食によってインスリンが作用しにくい状態にあることなどが原因となるそうです。

過食や肥満に伴う2型糖尿病は、膵β細胞の機能は問題無いのに、膵臓自体が疲弊している状態にあると言われています。または、肥満によってインスリンが正常に機能していても、機能不全が起きているという事がわかりました。

1型糖尿病とは異なり、後天的な場合が多い事から生活習慣病として取り上げられているのは、多くの方が存じていることと思います。

そして、その原因は、自分自身生活習慣にあるというのも耳の痛い話です。

血糖値から見る2型糖尿病

血糖値を測定した場合、どのくらいの範囲だと2型糖尿病となるのでしょうか?

確認してみると、以下のような数値の場合、2型糖尿病の可能性があるようです。

  • 空腹時:126mg/dL以上
  • 食後2時間値:200mg/dL以上

正確には、ブドウ糖負荷試験などを行い診断されるものですが、普段の食生活でもこのような数値になってしまう場合は、糖尿病であるかどうかに関わらず、生活を改めなくては、進行の一途をたどる可能性が高くなります。

先天的要因の関わる1型糖尿病と異なり、2型糖尿病の場合は、取り組み次第で解決できる可能性も十分に残されていると言えます。

2型糖尿病を改善する為には

では、どうすれば2型糖尿病を改善することが出来るのでしょうか?

もしも、糖尿病を発症してから6年以内であれば、食事療法と運動療法を続けることによって糖尿病を完治出来る可能性があるそうです。

ただし、糖尿病を完治させる為には、徹底した低カロリー食、毎日のウォーキングなどの運動、睡眠の改善など、しっかりと取り組み体重をコントロールすることによって実現出来るということでした。

人によっては、「すごい大変そう・・・」と思うか、「まだどうにか出来る可能性がある!」という両極端な反応が見られる気がしますが、かつての常識だった「糖尿病は治らない」というのは、覆ったと言えるのではないでしょうか。

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