糖尿病性腎症に関わるアルブミンの働きは?

血液との関わりがあるタンパク質のひとつ

糖尿病性腎症、そして、尿蛋白などで関わってくるアルブミンというタンパク質があります。ヒトの体内の総タンパクのおよそ67%もの割合を占めるそうです。

そんなアルブミンは、血液との関わりが大きく重要だと言われています。

その一つが浸透圧の調整。

アルブミンは、血管壁を通過できません。

その為、血中のアルブミン濃度に合わせて水分が移動し浸透圧を調整します。アルブミンが多ければ水分を増やし、少なければ水分を出すようになります。

それが、糖尿病性腎症になると、このアルブミンが糸球体の毛細血管から出てしまう事が増え、体内のアルブミンが減っていくそうです。そうすると、血液の浸透圧調整できなくなってしまいます。

また、アルブミンには、他の物質と結合できる能力を持っています。

アルブミンは、色々な物質と結合できる血漿タンパク質なので、周囲の状況に柔軟に対応して結合できる臨機応変な働きを持ちます。

主に、カルシウムや亜鉛、脂肪酸、酵素、ホルモンと体にとって必要性の高いものばかりがアルブミンを頼っています。

その上、毒素をも結合して中和させる働きがあるので、栄養を必要とする細胞へと届ける働き、更に、体内にある毒素を排出する為に腎臓まで運ぶ働きなど、体のメンテナンスに重要な役割を担っているそうです。

もしも、糖尿病性腎症になってしまい、運搬係であるアルブミンが少なくなってしまうと、健康維持に関わる働きが損なわれる事にもなるので、体にとってどれだけ危険な状態かが理解できます。

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