グルテンフリーで2型糖尿病のリスクが上がる?

制限しすぎも良くない?グルテンフリーダイエット

グルテンフリーダイエットを信じてこられた方にとっては、残念と思える情報を見つけてしまいました。

それは、「グルテンの摂取制限によって2型糖尿病のリスクが増加する」という情報です。

グルテンと言えば、セリアック病を持つ患者さんは避けなければいけない成分として知られていますが、健康やダイエットの効果があるということで、「グルテンフリーダイエット」が人気を博していますよね。

ですが、米国で行われた研究によると、医療従事者19万9,794人を対象として追跡調査を行ったところ、1万5,947人が2型糖尿病を発症し、中でも、グルテンの摂取量が最も少ないグループで2型糖尿病の発症リスクが高いという結果が得られたそうです。

グルテンよりも食物繊維不足が原因のようです

本当にグルテンを制限したことが糖尿病のリスク増大に繋がったのか、何となく、その繋がりが見えなかったのですが、この研究の結果について以下のような情報がありました。

それは、「グルテンを制限すると糖尿病やその他の慢性疾患の予防に有益な食物繊維の摂取量も減ってしまう点を強調している。」ということです。

つまり、グルテンを制限したことで食物繊維も制限されてしまい、それが、糖尿病の発症率に関わっているということを理解できました。

それなら、対策も簡単ですよね。

食物繊維の多い食生活を心がけるだけで良いのですから。

グルテンは控えめにすべきことに変わりない

現代の食生活に欠かせない食品に含まれるグルテン。

パンや麺類さえ控えれば大丈夫と思われがちですが、グルテンの多い小麦を主原料としている食品は結構あります。

  • パン類、麺類
  • 関西で言うところの粉もの
  • 餃子、シューマイ
  • ふっくら系お菓子類
  • コーンフレーク、シリアル
  • 揚げ物のころも

本気でグルテンフリーの食生活となると、味気ない事この上無い食生活にもなってしまいますし、それによって、食物繊維の摂取量が不足してしまうと2型糖尿病のリスクを上げてしまうかもしれないので、この辺のバランスを意識する必要があるなと感じています。

グルテンが2型糖尿病のリスクを上げるという情報を最初に見た時は、牛乳や牛肉などと同じように、そうした業界に有利な研究結果なのかなと感じてしまいましたが、シンプルに、食物繊維の摂取量に関わる問題と考えれば、グルテンの摂取量を制限しつつ、食物繊維が不足しないように心がけた生活を送る事が可能です。

発達障害とグルテン不耐性が関係しているらしい

発達障害という病気は、知的障害の中でも特殊なところに位置付けられているため、世間での認知があまり十分ではないそうです。

知的障害と言われると、単純な知能の遅れがよく思い浮かびますが、発達障害のだと、その点は問題無く、コミュニケーション能力の方で遅れが見られる場合が多いのだとか。

しかし、発達障害自体は治療できる病気ではないため、上手くその症状と付き合っていくスキルを身に着けるための、療育を受けるしかありません。

となると、発達障害を改善するには、専門機関に任せるしか無いのでしょうか?

もちろん、専門機関が一番安心なのは分かりますが、日本だと全然患者数に機関の数が追い付いていないと聞きます。

そこで、家族で何か講じられる手がないか探してみたところ・・・グルテンフリーの食生活にすることで、発達障害の症状を改善できるとありました。

なんでも、海外の研究によると、発達障害の人はほぼ100パーセント、グルテン不耐性の体質を持っているそうなのですが、食生活から徹底的にグルテンを除去したところ、かなりの割合で症状が改善されたのだとか。

そのため、最近では日本でも、食生活からグルテン食品を抜くよう、指導を受けるケースが増えているそうです。

グルテンフリー療法は自閉症にも有効?

グルテンフリー療法は、糖尿病や高血圧症などのためによく行われるそうですが、最近になって、意外な病気にも改善効果があると言われていました。それが、自閉症です。発達鍾愛に続き自閉症の改善にも効果があるようです。

自閉症と言えば、生まれながらの知的障害ですから、一生治らないというイメージが強いと思いますが、アメリカの研究によると、グルテンフリー療法を一定期間続けることで、対象者となった自閉症患者全員に、程度に差はあったものの、症状の改善が見られたみたいです。

では、なぜグルテンフリー療法が、自閉症の改善に役立つのでしょうか?

残念ながら、まだ詳しい因果関係は分かっていないそうです。ただ、自閉症の患者さんは、ほぼ100パーセント、グルテンに対して耐性が弱いということは判明しているみたいです。

つまり、グルテン不耐性が、何らかの形で自閉症の原因となっている関係上、グルテンを控えるグルテンフリー療法により、症状を改善することができるんですね。

確かに、最近では、こうした脳に関わると思われている症状も実は、腸内環境が原因であるという事が言われていたり、空腹感が強く出やすい人は、腸内環境が悪化しているなんて言われているので、それだけ、長途の密接な関係はある気がします。

しかし、グルテンフリー療法を実践するのは大変と聞きます。

つまり、日々の食生活から、グルテンを含む小麦や大麦、ライ麦が使われた食材を、排除しなければいけないということですから。そのため、日本でもグルテンフリー療法の専門機関の創設が求められているそうです。

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