終末糖化産物(AGEs)とHbA1cの関係

糖質とタンパク質が熱せられ出来てしまう

糖尿病のチェックは、血糖値測定器による測定よりもHbA1cの検査が重要ですが、これは、血液中のヘモグロビン(タンパク質)と糖がどの程度結合しているかを測るもので、糖尿病患者は、HbA1cの値が高いという事から行われている検査だそうです。

対して、終末糖化産物(AGEs:advanced glycation end products)というのは、タンパク質と糖が熱により反応(メイラード反応)し作られたもので、HbA1cに更に糖が結合して作られる物質もその一つです。

シンプルに言うなら、分解できない糖とタンパク質の反応物質という事ですね。

終末糖化産物は、活性酸素を発生し老化を早め、糖尿病の合併症の原因の一つとなります。

また、終末糖化産物は、糖の種類により、ピラリン、イミダゾロン、ペントシジン、クロスリン、ピロピリジンなどがあるそうです。

HbA1cは、赤血球中のヘモグロビンに糖質が結合してできたものですが、赤血球は、約120日で寿命となり分解されるので、赤血球の中に含まれているヘモグロビンも同時に分解されます。

本来は・・・。

なので、HbA1cを測定しても、同じものがずっと残っているワケではありません。

しかし、困った事に、血液中の糖質が多いとメイラード反応でHbA1cに糖質が更に結合してしまった終末糖化産物は、赤血球が寿命を迎えても分解する事が出来ません・・・。

これが増えると、老化が早まり糖尿病は進行し合併症が起こりやすくなる。

気をつけたい事は、終末糖化産物は体内で作られるだけではなく、食べ物表面などがこんがりキツネ色になっている部分も終末糖化産物の一つで、これが、体内に入り胃袋で消化されずに吸収してしまう事でも増えてしまいます。

つまり、食べ物によっても体内の終末糖化産物が増えてしまうという事です。

このように、血糖値が高いから糖尿病になると直接的な解釈も、こうした体内の細胞に対して大きく悪影響をもたらす危険性があるという事のようです。

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