HbA1cの正常値はいくつ?

5.3%以下なら正常値なので問題なし

HbA1cの数値で糖尿病予備軍となる心配が無いのは、5.3%以下だそうです。

対して、糖尿病かどうかのボーダーとなるのが6.4%でした。

となると・・・。

「HbA1c値が5.4%を超えていても6.4%以内はギリギリセーフ」という事なのでしょうか?

確かに、まだ予備軍段階で糖尿病と診断されるまでは至らないそうですが、そう楽観視できませんよね・・・。予備軍なのですから・・・。

HbA1cは何の数値を見ている?

HbA1cの検査でわかるのは、過去1ヶ月~2ヶ月の血糖値(平均)だそうです。

常に変動している血糖値ではなく、1~2か月間平均して、どの位の糖が余っているかが判明してしまうので、信頼度の高い数値を見る事ができるという事だとわかりました。

病院で検査を受ける時、「明日検査だから、今日は控えめにしよう」とした結果、血糖値の数値は良好だったとしても、HbA1cの検査によって、直近1~2ヶ月の本当の血糖値が判ってしまうので、ごまかしはできないという事ですね。

HbA1cの5.3%を超えたら糖尿病特有の症状が現れるという事では無いそうですが、何も対策しないと、半年以内に50%以上の確率でHbA1cが6%以上に上がり、糖尿病と診断されてしまう事が多いそうです。

終末糖化産物(AGEs)とHbA1cの関係

糖尿病のチェックは、血糖値測定器による測定よりもHbA1cの検査が重要ですが、これは、血液中のヘモグロビン(タンパク質)と糖がどの程度結合しているかを測るもので、糖尿病患者は、HbA1cの値が高いという事から行われている検査だそうです。

対して、終末糖化産物(AGEs:advanced glycation end products)というのは、タンパク質と糖がメイラード反応(熱による反応)し作られたもので、HbA1cに更に糖が結合して作られる物質もその一つです。

シンプルに言うなら、分解できない糖とタンパク質の反応物質という事ですね。

終末糖化産物のよろしくないところは、活性酸素を発生し老化を早め、糖尿病の合併症の原因の一つとなる事だそうです。

終末糖化産物は分解されない・・・

HbA1cは、赤血球中のヘモグロビンに糖質が結合してできたものですが、赤血球は、約120日で寿命となり分解されるので、赤血球の中に含まれているヘモグロビンも同時に分解されるそうです。

しかし、血液中の糖質が多いとメイラード反応でHbA1cに糖質が更に結合してしまって終末糖化産物ができてしまいます。

この終末糖化産物は、赤血球が寿命を迎えても分解出来ないそうです・・・。

つまり、時間が経てば分解されるHbA1cとは異なり、残り続ける終末糖化産物の量が多ければ、HbA1cを減らそうと日々努力しても、変化が現れにくいなんて事も実際起こりうるんだなと理解する事が出来ました。

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