書評:薬に頼らず血糖値を下げる方法

「糖質制限に今すぐ取り組まないとマズイ」と思った

「よし、今日から糖質制限しよう」と、炊飯器を捨てました。

この本は、白米(ご飯)を食べない生活の後押しとなります。

特に印象に残っている内容について、私自身の備忘録も兼ねて書き残しておきたいと思います。

鉄分の必要性

この本を読み、鉄分の必要性を認識しました。

糖尿病と全く関係ないと思っていた鉄分の必要性を実感した結果、読み終わらない内に、近くのドラッグストアでヘム鉄のサプリを購入してきた位です。

私自身の体質として慢性的な冷え症で、鉄不足の症状に当てはまっていたのもあります。

ミトコンドリアがエネルギーを作り出すために、ビタミンやミネラルの中でも、鉄の重要性について何度も触れられていた事が一番の理由です。

ちなみに、肥満症で血糖値が高い人は、総じて鉄不足とのことです。

通常はミトコンドリアが働く

本来は、ミトコンドリアが酸素を使って糖質や脂肪をエネルギーに変換するため、鉄が必要不可欠のようです。

ミトコンドリアの方が解糖系より効率的なエネルギーを生産できるそうです。

鉄不足に陥るとミトコンドリアが働けなくなるので、代わりとしてブドウ糖のみでエネルギーを作り出す解糖系が働くということでした。

どちらがメインのエネルギー源?

血糖値を下げる働きは、膵臓のインスリンしかありません。

メインエネルギーがブドウ糖だとしたら、グリコーゲンが肝臓に100g、筋肉に400gの合計500g程度しかヒトの体に蓄えられていないのは、おかしいということについても書かれていました。

脂肪は、一般的な体型の人であれば、体重の20%程度を保有しています。

つまり、体重の2割というエネルギーの貯蔵量です。

通常は、脂肪をエネルギー源として使用し、急な運動などのように、エネルギー不足を補う時にのみグリコーゲンを分解してエネルギーを確保するのが本来の仕組みのようです。

ブドウ糖と脂質の違い

脂質は、血管を修復する働きを持ちます。

対するブドウ糖は、増えすぎると糖化によっていろんな物質と結合しやすいことが問題視されています。

終末糖化産物が増えるのも血中ブドウ糖の増えすぎが原因です。

身体にとって不具合が起こるのを防ぎ、体内にエネルギーを貯蔵するのがインスリンです。

しかし、高血糖により追加インスリンが分泌されるのも、身体にとって好ましくないようです。

インスリンは血管を傷つける

インスリンが細胞に作用すると、細胞内で活性酸素が発生します。

通常なら、酵素の働きで活性酸素は除去されるものの、インスリンが大量に分泌されてしまうと防ぎきれなくなり、細胞や血管が傷つき、動脈硬化を引き越しやすくするそうです。

結局、血糖値が高くなることでもインスリンの分泌が増えることでも、細胞や血管には好ましくないことがわかります。

糖質制限の後押しになります

本屋でパラパラめくり読みしていた時の印象より参考になる点が多く、普段の生活にも活用できる情報がたくさんあり良い勉強になりました。

もちろん、全てを信用したわけではありません。

しかし、私のような一般人が何となく抱いていた違和感を解決してくれる内容が多く、読んでスッキリしたというのが個人的な印象です。

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