1型糖尿病は自己免疫のエラー?

1型糖尿病と2型糖尿病とでは何が違う?

2型は食事療法と運動療法で改善できる可能性がある一方、1型糖尿病は生涯に渡りインスリン注射を続けなければいけないこと。

「今のところは・・・」の話でもあります。近い将来、1型が根治する時代が来る兆しがあるようですから。

現状は、同じ糖尿病なのに1型糖尿病は治らない?

1型糖尿病の場合、先天的に膵臓に障害を抱えている場合が多いものの、2型糖尿病は、生活習慣が起因している場合が大半です。

この先天的な膵臓の障害という部分は、インスリンを作るβ細胞が自己免疫(CD8細胞)によって執拗に攻撃されてしまう事。

CD8細胞は、ウイルスに感染した細胞を異物として認識し排除する役割があるそうです。

いずれにしても、食生活や運動不足などの生活習慣上の問題で、事後的にインスリンの分泌に支障が生じた2型糖尿病とは異なります。

また、「1型糖尿病は遺伝が関係して・・・」という間違った情報もありますが、遺伝ではなく、先天的問題。

その原因は、はっきりしていないそうですが、妊娠中に何らかの影響がしていると考えられています。その問題の発生原因と考えられているのが母体です。

妊娠中の食生活などが関係しているのではないかと思い探してみると、「母親の肥満は子供の1型糖尿病のリスクを増加させる」という情報がありました。

もしも、母体の肥満や高血糖が胎児の1型糖尿病リスクに繋がっているとしたら・・・。

1型糖尿病の原因が不明と言う理由の裏側に何かしら意図するものを感じなくもありませんが、個人的には、日本のような地域とアフリカやインドの貧困の地域の子供達の1型糖尿病の割合と比較すれば、何かわかるような気がするのですが・・・。

そこに大きな差があれば、母親の食生活が影響している事も・・・。

1型糖尿病は発症のしかたが特徴的

糖尿病は一般的に、中高年に多いというイメージだと思います。正確に言えば、中高年の肥満体の人にですが・・・。

発症のしかたも、症状の進行の程度も緩やかなため、本人はあまり自覚が無いということもよくあるそうです。そのため、自覚症状が無いまま、健康診断などで明らかになるパターンも多いのだとか。

しかし、そういった特徴は、全て2型糖尿病のもので、1型糖尿病の場合は当て嵌まりません。例えば、発症のしかた。2型糖尿病では発症も進行もゆるやかですが、1型糖尿病の場合は、急激に発症して症状が急速に進行していくそうです。そのため、1型糖尿病と判明する前に、命を脅かされることもあります。

また、発症する年齢層も低く、大抵は小児から思春期までの間に判明するとのことでした。その原因は、遺伝子が原因による生まれつきの膵臓の欠陥、正確にはランゲルハンス島β細胞の機能不全によるため、体系が太っているとかも関係無く、寧ろ痩せ形の人が患者さんには多いみたいです。

こうして見ると、1型糖尿病の実態は、世間に根付く糖尿病のイメージとは大きくかけ離れているのが分かります。そのため、生活習慣が悪いからなったんだ、といった勘違いをされて、中々周囲からの理解が得られず、苦しい思いをしている患者さんも多いとのことでした。

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